【保存版】中小企業のM&Aの流れとは?7つのステップでわかりやすく解説!

みなさん、こんにちは。MAITコンサルティング北川です。
M&Aって大企業だけの話じゃないの?
いいえ、今では中小企業でもM&Aは一般的な選択肢となっています。
この記事では、中小企業がM&Aを進める際の流れを7つのステップに分けて、わかりやすく解説します。
✅ この記事でわかること
- 中小企業がM&Aを進める一般的な流れ
- 各ステップで注意すべきポイント
- M&Aを成功に導くためのヒント
🔷 M&Aとは?中小企業にとっての意味
M&A(エムアンドエー)とは、「Mergers and Acquisitions(合併と買収)」の略で、会社や事業の譲渡・取得を指します。
中小企業にとっては、以下のような目的でM&Aが活用されます。
- 後継者不在への対応(事業承継)
- 成長戦略としての企業買収
- 業績不振からの再建(再生型M&A)
📈 M&Aの流れ【7つのステップ】
STEP 1. 目的の明確化・準備
最初に、「なぜM&Aをするのか」を明確にします。
売り手であれば「事業承継」や「撤退」、買い手であれば「新規事業の強化」など目的を整理します。
また自社の魅力や将来性などを踏まえた事業計画も作成しましょう
💡 ここがポイント!
事前に顧問税理士やM&Aアドバイザーに相談して、方向性を固めましょう。
STEP 2. 仲介会社・FAの選定
自社だけでM&Aを進めるのは困難です。多くの場合、M&A仲介会社やM&Aコンサルティング(フィナンシャルアドバイザー)に依頼します。
✅ 比較検討のポイント:
- 実績の豊富さ、経歴
- 手数料体系
- 担当者の相性
STEP 3. 初期的な企業価値評価(バリュエーション)
M&Aコンサルティング会社や仲介会社などを通じて、初期的な自社の企業価値を客観的に算出します。
財務内容・将来性(事業計画)・業界動向などが評価基準になります。
STEP 4. 相手企業の選定・マッチング
M&Aプラットフォームや仲介会社、金融機関などのネットワークを活用し、条件に合う相手企業を探します。
🔎 よくあるマッチング条件:
- 同業・近接業種であること
- 地域性の一致
- 財務状況・売上規模のバランス
STEP 5. 秘密保持契約(NDA)・情報開示
マッチング後は、まず秘密保持契約(NDA)を締結します。
その上で、決算書・事業計画・会社概要などの情報を開示していきます。
STEP 6. 基本合意書(LOI)締結・デューデリジェンス(DD)
条件が合えば、基本合意書(LOI)を締結します。
その後、買い手が行うのがデューデリジェンス(DD:精査)です。
会計・税務・法務・人事など、あらゆる角度から企業をチェックしますので、様々な情報開示を行います。ここでは、誠実ながら課題に対しては解決策なども踏まえた開示を行うのがポイントです。
STEP 7. 最終契約締結・クロージング
デューデリジェンスの結果を踏まえ、最終的な条件を詰めて株式または資産譲渡契約締結(SPA)を締結します。資金決済や登記などのクロージング処理を経て、M&Aが完了します。
📝 中小企業M&Aでよくある注意点
注意点 | 解説 |
---|
秘密保持が徹底されない | 取引先や社員に漏れると混乱の原因に |
DDでリスクが発覚することも | 不明確な契約や債務は事前整理や対応を |
後継者候補がいる場合の対応 | 社内との調整が重要です |
🧩 まとめ:中小企業でもM&Aはチャンスになる
中小企業のM&Aは、しっかりと準備し、信頼できるパートナーと進めれば成功の可能性は十分にあります。
「M&Aって難しそう」と感じる方も、まずは信頼できる専門家への相談から始めてみてください。
📣 無料相談受付中!
中小企業のM&Aに関して、「何から始めればいいのか分からない」という方へ、
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