経営者の“第二の挑戦”を叶えるM&A活用術

みなさんこんにちは。MAITコンサルティング北川です。

40代、50代――経営者としてのキャリアにおいて、まだまだ“若い”とも言われる年齢ですが、10年、20年と走り続けてきた方にとっては、一区切りのタイミングでもあります。

「今の会社をさらに大きくするか、それとも別の挑戦を始めるか」

この問いに直面したとき、選択肢として知っておいてほしいのが 「M&Aを活用する」という考え方です。

第二の挑戦が視野に入る40代、50代

実際、私がご一緒してきた経営者の中にはこんな方がいました。

  • 20代で起業し、年商10億円を達成
  • 組織化が進み、社長の「やること」が徐々に減ってきた
  • 次にやりたいビジネスがあるが、今の会社の経営も手を抜けない
  • 「今売れば、新しいビジネスに挑戦できるのでは」と感じ始めたが後継者がいない

こうしたケースで有効な手段が M&Aによる事業売却です。ただし、これは単なる「会社を手放す話」ではありません。 新たな挑戦の“資金”と“時間”を手に入れる戦略的な選択肢です。

M&Aで得られる3つのもの

① キャッシュ(資金)

事業売却によって、これまで築いてきた会社の価値を現金化できます。次のビジネスの元手にするのはもちろん、不動産投資や資産運用など、リスク分散の選択肢も広がります。

② 時間(自由)

売却後、ある程度の引継ぎ期間を経たあとは、次の挑戦にフルコミットできる環境が整います。「忙しくてできなかったこと」が一気に動き出すタイミングです。

③ 信用(実績)

「会社を成長させ、適切なタイミングでM&Aを成功させた」という実績は、あなたの経営者としての評価を大きく高めます。次のビジネスでも資金調達や人材採用が格段にしやすくなります。

「売る」ことに抵抗がある方へ

M&A=引退ではありません。むしろ、第二の人生をより自由に、より大きく動かすための手段です。

最近は、現経営陣が一定期間関与しながら、新オーナーのもとで事業を加速させる「段階的M&A」や、売却後に投資家や経営顧問として関わるスタイルも増えています。

つまり、「会社は次の人に任せ、自分は次のフィールドへ」というキャリアの移行が自然になりつつあるのです

実際に動く前にやるべきこと

自社の「今の価値」を知ること
 思っているより高く評価されるケースもあれば、その逆もあります。専門家によるバリュエーション(企業価値評価)は必須です。

売却後の人生設計を描くこと
 何をしたいのか?どのくらい資金が必要か?一度立ち止まって設計してみましょう。

信頼できるM&Aアドバイザーを見つけること
 売却は一発勝負ではないですが、一度決めた売却条件を覆すことは困難です。経験のあるアドバイザーと二人三脚で進めることが成功の鍵です。

まとめ

40代、50代は、経験も実績も積み上がり、次の挑戦を現実的に考えられる年齢です。
そして、その挑戦を後押しする手段として「M&A」を活用する選択肢は、ますます現実的で有効なものになっています。

「守る」ためのM&Aではなく、「攻める」ためのM&Aを。

今の会社を未来につなぎつつ、自分自身も次の夢へ。
そんな“第二の挑戦”を、M&Aで実現しませんか?

MAITコンサルティングでは20年以上にわたりM&Aを大手証券会社や外資系投資銀行で行ってきたプロフェッショナルが、皆様の事業承継や成長投資などのM&Aをしっかりとサポートします。

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Akira Kitagawa
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