M&Aの成功を左右する「仲介型」と「FA型」の違いとは?後悔しない専門家の選び方

はじめに|M&Aを誰に相談すべきか悩んでいませんか?

中小企業の経営者にとって、M&A(事業承継や成長戦略)の検討は一生に一度あるかないかの大きな決断です。

「そろそろ事業承継を考えたいけれど、どこに相談すればいいかわからない」
「M&Aの仲介会社って多すぎて、どう違うのか見分けがつかない」

このような声は少なくありません。実は、M&Aを支援する専門家には大きく分けて「仲介型」と「FA型」の2種類があり、その違いを理解せずに依頼すると、思わぬリスクを招くこともあるのです。

本記事では、中小企業経営者の視点から「仲介型」と「FA(フィナンシャルアドバイザー)型」の違いと、それぞれのメリット・デメリット、選び方のポイントをわかりやすく解説します。


【1】M&Aの「仲介型」とは?|1人で売り手と買い手の間に立つスタイル

■ 特徴

仲介型は、売り手と買い手の両方の間に1社の仲介会社が入り、交渉をまとめるスタイルです。いわゆる「中立的立場」で両者を橋渡しする形をとります。不動産会社をイメージするとわかりやすいかもしれません

■ メリット

  • 手数料が比較的安く済むケースも
  • 早期に案件を進めやすく、スピード感がある
  • 地方や小規模案件に強い仲介会社も多い

■ デメリット

  • 高く売りたい売り主とリーズナブルに会社を買いたい買い主の間で利益相反(利害関係の衝突が発生)。両者の利益が相反する場面で「中立性」が課題に
  • 売り手に不利な条件でも交渉が成立する可能性あり(仲介会社の担当者は早く案件を成立させたい意向が強いのが特徴)
  • 担当者のスキルや倫理観に左右されやすい

【2】FA(フィナンシャルアドバイザー)型とは?|依頼者の「味方」になる専門家

■ 特徴

FA型は、売り手または買い手の「どちらか一方」に専属でつくアドバイザーです。たとえば、経営者がM&Aを検討する際には「売り手FA」としてあなたの立場に立って戦略的にサポートしてくれます。

■ メリット

  • 依頼者の利益を最優先に行動してくれる
  • 戦略立案・企業評価・条件交渉・クロージングまで一貫支援
  • 客観的かつ専門的なアドバイスが得られる

■ デメリット

  • 仲介型に比べて報酬体系がやや複雑(着手金・月額報酬が発生するケースも)
  • 売り手・買い手それぞれにFAがつくと、調整に時間がかかることも

【3】結局どっちがいいの?中小企業経営者が押さえるべき判断軸

比較軸仲介型FA型(フィナンシャルアドバイザー)
支援スタンス両者の調整役にとどまり売り手、買い手の意向よりも案件成立を優先しがち依頼者側に立った交渉・戦略支援
報酬体系成功報酬型が多い着手金+成功報酬が一般的
サポート範囲案件マッチング〜交渉(実質的にM&Aアドバイザリーの経験がない人も少なくない)戦略設計〜PMIまで一貫支援するアドバイザーも
情報の非対称性情報の偏りに注意が必要自社側に有利な判断が可能

✔ 経営者として「自社の利益や想いを最大化したい」なら、FA型の支援を受けるのが安心です。


【4】なぜMAITコンサルティングは「FA型支援」にこだわるのか?

MAITコンサルティングは、中小企業のためのFA型M&Aアドバイザーです。
私たちは、売却オーナーや事業承継を検討する経営者の方々が「自分にとって最善の選択ができる」よう、以下の点を徹底しています。

■ MAITの強み

  • 💼 20年以上の実績をもつM&Aプロフェッショナルが専属支援
  • 💬 条件交渉・バリュエーション・買い手選定も「経営者目線」で対応
  • 📈 **PMI(統合後の支援)**までワンストップ対応
  • 🤝 必要に応じて、弁護士・税理士・司法書士との連携もスムーズ

【5】まとめ|M&Aの「専門家選び」で成功確率は大きく変わる

M&Aは、価格だけでなく「誰に相談するか」が成功の明暗を分けます。
安さやスピードだけで選ぶのではなく、「信頼できる専門家と長期的な視点で進める」ことが何より大切です。

あなたの大切な会社を託すM&A。後悔しないために、まずはじっくり話を聞いてくれる専門家に相談してみませんか?


M&A・事業承継のご相談はMAITコンサルティングへ

MAITコンサルティングでは20年以上の経験を有するM&Aプロフェッショナルがお客さまのM&Aの成功をサポートいたします。
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Akira Kitagawa
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